親に100万円盗まれた話
なんかTwitterで小バズりしたので書いてみる。
自分は小中と当時の学校で常に学年2位だった。1位は男の子でいつも勝てなかったなあ。
だから成績はオール4.5だった。
体育だけ3だったんだけど、特に得意でもないし、5は運動部に入ってる子だけ貰える暗黙のルールだった。(田舎あるある)
で、離婚して転校して……
高校生になった時、母子家庭で成績がオール4以上だと貰える返さなくていい奨学金があったんだよね。
それまるっと2年半分全部盗まれた。
2年半分ってのは、途中で気づいて貰うのやめたから。
自分の進学に使うって言ってたし、私の名前の口座に入れてるって言ってたし、16歳の時の私には親を疑うなんてことできなかった。親も間違う時あるってこと、まだ知らなかった。
高三の時、一緒に大学の見学に行ったのに。
借金してでも、進学させてやるって言ったのに。
もう既に、母親は借金で首が回らなくなってた。
知らなかった。教えて貰えなかった。
そして、奨学金を盗まれた。
生活費に使うのも許せなかった。
妹と仲が悪く、妹は学校をさぼったりバイトもしない不良少女だったから。
でももっと許せなかったのは、借金をしていて、母子手当を貰って、奨学金をネコババしている癖に、ブランドの香水や、化粧品、バッグをたくさん買っていたことだ。
更に許せなかったのは、彼氏との旅行を奢っていたことだ。何度も。
その奨学金があれば国立の大学に行けた。
何度も泣き叫んで怒ったよ。
でもないもんはないんだ。
あわよくば、受験料も払えないって怒鳴られた。
18歳になったら家を出ろと言われた時は絶望さえした。
最初に言ってくれれば、高一の時から言ってくれれば、高卒枠で公務員試験受けられたのに。
就職先も、バイトでもできるような仕事内容か、介護、バスガイドしか無かった。
行きたい学校があった。なりたい職業があった。
それもぜんぶ潰された。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ここまでがやられたこと。
このあとどう立ち回っていま普通の幸せ掴んだのかはまた気が向いたら書くよ。
あれから10年経って、やっとこうして人に話せている。
結婚した時とかは、まだ傷が癒えておらず、心の整理もついてなくて、義両親や夫に詳しい話を聞かれてもうまく話せなかった。
言葉が出てこないんだよね。
だから色々誤解されたこともある。
これからはこうして少しずつ発信していくことで、自分の気持ちを纏めていきたい。
更に他の人に共感してもらうことで、過去の自分が癒されたらいいなあと思っている。
|